2月11~16日,海上自衛隊はパキスタン海軍主催多国間共同訓練AMAN21に参加した。 訓練はアラビア海北部で行なわれ,海上自衛隊の参加兵力は護衛艦“すずなみ”(15~16日),派遣人員2名(11~16日)で,主要訓練項目は捜索救難訓練,戦術運動,国際観艦式であった。
海上自衛隊は,以下のとおり米海軍と共同訓練を実施した。 ▷2月13日:沖縄周辺海域で,海上自衛隊の補給艦“とわだ”と米貨物弾薬補給艦チャールズ・ドリューCharles Drew T-AKE-10と日米共同訓練(ILEX21-1)を実施した。主な訓練項目は洋上補給。 ▷3月1~5日:関東南方からグアム北方で,海上自衛隊のヘリコプター護衛艦“いせ”,護衛艦“はるさめ”“しらぬい”と米ミサイル駆逐艦ジョンS. マッケーンJohn S. McCain DDG-56,ベンフォルドBenfold DDG-65が日米共同訓練を実施した。訓練項目は各種戦術訓練。
3月19日,練習艦“しまゆき”が除籍された。 本艦は“はつゆき”型の最終12番艦として昭和57年度(1982年度)計画で建造され,62年2月17日に竣工,平成11年3月18日に練習艦に種別変更となったもの。最終配属先は練習艦隊第1練習隊で,定係港は呉。
3月19日,イージス護衛艦“はぐろ”の就役に伴い,ミサイル護衛艦“しまかぜ”が練習艦に種別変更された。 この措置により,海上自衛隊の在来型DDGは護衛艦籍から全艦姿を消した。新たな配属先は練習艦隊第1練習隊で,定係港は呉。
3月3日,三菱重工長崎造船所で平成30年度計画による3,900トン型護衛艦(30FFM)の1番艦が“もがみ”と命名され,進水した。 本艦は官給品の造船所への納入遅れに伴い,昨年11月19日,三井玉野で進水の2番艦“くまの”よりもあとの進水となった。基準排水量3,900トン。
3月22日付けで、次の巡視艇2隻(ともに「ひめぎく」型)が竣工した。 きみかぜ CL192 木更津海上保安署 しぎかぜ CL194 堺海上保安署 「きみかぜ」は「まきかぜ」(CL31)の、「しぎかぜ」は同名艇(CL22)の代替である。
木更津海上保安署の巡視艇「まきかぜ」(CL31)が、3月21日付けで解役となった。なお後継艇「きみかぜ」(CL192)が翌日竣工した。
台湾が2022年から「迅聯専案」計画の下,康定Kangding級フリゲイトの 戦闘システム更新に乗り出す。VLSを搭載するとともに,指揮管制装置,レー ダー,電子戦装置なども更新する構想。これに対して,タレスが1億3,000万ユ ーロ規模の提案を実施している模様。
韓国の現代重工で2月16日に,韓国海軍向けKDX-III駆逐艦の1番艦につい て,鋼材の切り出しを開始した。2022年の後半に進水,2024年11月の引き渡しを予定している。
ネーバル・グループ,タレス,MBDAで構成する“チーム・フランス”がギリ シアに対して,フランス海軍向けのFDIをタイプシップとするフリゲイト4隻の 納入提案を実施した。これは,ギリシア海軍で運用しているイドラHydra級フ リゲイト(MEKO 200HN)の代艦となるもの。4隻のうち1隻をフランスで,残り 3隻は技術移転を実施して現地建造するとしている
フィンカンティエーリはイタリア海軍向けの新型潜水艦212NFS(Near Future Submarine)を2隻,13億5,000万ユーロで受注した。2027年と29年に1 隻ずつ納入する計画。なお,オプション契約として2隻を追加する用意もあ る。
フロレンス・パルリ仏国防相が,新型戦略原潜SNLE 3G のローンチを発表した。軍と国防調達局がスタディを実施,前向きな結論が得 られたためにローンチを決めたとしている。研究開発を2021~25年にかけて実 施した後で建造に移り,2035年から退役を開始するル・トリオンファンLe Triomphant級の後継とする。予定建造隻数は現在と同じ4隻で,2035年に1番 艦,その後は5年ごとに1隻ずつ就役させる計画。
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