台湾の龍德造船で10月6日に,沱江Tuochiang級ミサイル・コルベットの改良 型のうち,2隻目(通算3隻目)の鋼材切出しが始まった。先に就役した2番艦 塔江Tachiangに続くもの。
韓国の航空機メーカーKAI(Korea Aerospace Industries)が現代重工 (HHI)との間で,韓国海軍向けのSTOVL空母計画CVXにおける協業を決定,10 月19日に発表した。有人機・無人機の艦上運用について,技術分野で協力を図 るとの趣旨。
ギリシア軍とオランダ軍の装備部門が10月27日,オランダ海軍のカレル・ド ールマンKarel Doorman級(M型)フリゲイト2隻,それとアルクマールAlkmaar 級(トリパルタイトTripartite型掃海艇)6隻の引渡しに関する趣意書に調印 した。M型はヴァン・アムステルVan Amstelとヴァン・スパイクVan Speijkの2 隻が対象。
フランス国防省は,オーバーホール中に火災事故に遭ったリュビRubis級攻 撃原潜ペルルPerleについて,2020年12月からシェルブールで実施していた修 理が完了したことを明らかにした。これは,火災で損傷した艦首側の船殼を切 り離して取り除き,2019年7月に退役した同型艦サフィールSaphirのそれと付 け替えるもの。
ロシア国防省が10月4日,潜水艦による3M22ツィルコン極超音速ミサイルの 試射について発表した。使用した艦はヤーセンYasen型(885型)のセヴェロド ヴィンスクSeverodvinskで,場所はバレンツ海。浮上状態で1発,深度40メー トルの潜航状態で1発,合計2発を発射した。
米海軍は,退役後も保管状態にあった空母2隻について,テキサス州ブラウ ンズヴィルの解体業者インターナショナル・シップブレーキング社(ISL: International Shipbreaking Ltd.)との間で売却合意をまとめた。対象はキ ティ・ホークKitty Hawk CV-63とジョンF.ケネディJohn F. Kennedy CV-67 で,売却価格はそれぞれ1セントずつ。
米海軍エア・システムズ・コマンド(NAVAIR:Naval Air Systems Command)はレイセオン・テクノロジーズに対して,トマホーク巡航ミサイル の対艦型MST(Maritime Strike Tomahawk)を対象とする修正契約を1,956万ド ルで発注した。いわゆるブロックVaの低率初期生産(LRIP:Low Rate Initial Production)開始を意味するもので,シーカーとサブシステムのインテグレ ーション,製造,認証,試験といった作業を実施する。
米海軍は,10月2日に攻撃原潜コネチカットConnecticut SSN-22がインド太 平洋地域の公海上(後に南シナ海と確認された)において,海中の何かと接触 する事故を起こしたことを明らかにした。その後の調査により,同艦は海図に 載っていない海山と接触したとの結論になった。
10月23日,同18日に津軽海峡を東進して太平洋を南下した中露艦艇10隻が,大隈海峡を抜けて東シナ海に入った。これらは日本列島をほぼ一周したかたちとなり,防衛省は極めて特異な行動として,警戒を強めている。
10月30日,第5次派遣情報収集活動水上部隊の護衛艦“あきづき”が,佐世保に帰投した。
11月10日,砕氷艦“しらせ”が第63次南極地域観測協力のため,横須賀を出港した。今次観測支援協力では新型コロナ対策として,10月27日に出国行事を実施した後,横須賀で14日間の停留隔離を実施したが,途中無寄港だった第62次と異なり,往復路に補給と休養のため豪フリーマントルに寄港(往路:令和3年11月24〜26日,復路:4年3月14〜16日)を計画している。総行動日数は141日(うち南極行動日数99日),総航程18,000浬で,横須賀への帰投は4年3月30日の予定。
11月8日,ロールス・ロイスは“もがみ”型護衛艦2番艦“くまの”に搭載のMT30ガスタービン・エンジンが,試運転において40メガワット(約53,600馬力)を超える最大出力を達成したことを公表した。“くまの”はMT301基とMAN 12V28/33D STC ディーゼル・エンジン2基の組合せによるCODAG推進を採用しており,8月24日から海上公試を始めている。
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